【分かりやすく解説】ファミリーフィッシングでなぜイカダ釣りがおすすめなのか?

初心者

こんにちは、よっしーです。

最近はコロナの影響もあり、アウトドアをされる方も増えてきましたね。

せっかく新しく釣りをはじめたものの

休日の堤防はどこも人がいっぱい。

釣りってもっとのんびりしていると思ったのに安らがない!

子供が誤って堤防から落ちないか心配。

とお悩みの方も多いかと思います。

そんな方に「筏釣り(イカダ釣り)」がとてもおすすめです。

あんまり聞いたことがないな?

といった方にも丁寧に解説していきますので

こんな釣りもあるのか!と思っていただけるかと思います。

貸し切りで釣りができる

そもそも筏釣りというのは渡船で、海上に固定されたイカダに渡してもらいその場所で釣りを行うことを筏釣りといいます。

「えっ?怖いしハードル高いよ」と思われた方も後ほど予約方法から流れまで後述しますのでご安心ください。

基本イカダは1組で1筏で使用しますので1人で来ても、グループやご家族と来られても周りに気にすることなくのんびりと釣りができます。

釣りを始めたてで周りに見られたくないという方でも、自分のペースで釣りをすることができます

また、最近ではアウトドアブームも相まって、海上でお湯を沸かしコーヒーやカップヌードルをお昼に食べられる方もいらっしゃいます。

周りが海で波に揺られながら静かな中、コーヒーをすする、、、

想像しただけでとても贅沢な時間ですね。

私が見た中では、グループの方が釣りそっちのけで海上焼肉パーティをしていたことがありました(笑)

このように釣り本来のゆったりとした時間を過ごす。

という楽しみができるので、正直これだけでも筏に乗る価値はあると私は思います。

そしてお子さんがいらっしゃる方は、堤防で釣りをしていると、少し目を離した隙に堤防からの落下であったり、他の方のキャスト時に後ろを通ってしまうなど、想像できるだけで様々な危険があります。

その点、筏では隣人もいませんし、筏全体でも全て目の届く範囲になりますので釣りにも集中できます。

また堤防と違い、海面自体は足元すぐなので、万が一落水したとしても、転落して体を打ってケガをするということもありません

よく釣れる、大きい魚が釣れる

こちらも大きなメリットです。

筏は船で陸上から離れた海上に渡船してもらうため、水深が深い場所が多いです。

どうしても浅い場所よりも深い場所にいる魚の方が大きい魚が多かったりします(例外はあります)

筏の場所や狙う魚種にもよりますが、大体8m~50mくらいの水深が多いと思います。

そして陸上からのキャストでは届かない場所なので、筏だから釣れる魚もいます。

更に筏が設置されている場所自体が魚が釣れるポイントになっていますので、仕掛けやその日の潮、時合い(魚が釣れる時間帯)があえば大漁になることも珍しくありません。

陸で足を使ってせこせこポイント移動をする必要がなく、座って仕掛けを落とすだけ陸上より大物が釣れる可能性が高いのです。

そうです。筏釣りはなんといっても全てが楽なのです!

本当の釣りができる

おおげさに書きましたが上記にも記載した「自分の釣りができる」ということです。

筏がある場所は比較的静かな場所が多いです。

他のお客さんが乗っている筏もある程度は距離が離れているので、何もしなければ本当に静かです。

たまに船が通るエンジン音や、鳥の鳴き声が聞こえたりします。

釣りを新しく始めた方がしたかった釣りはまさにこういう釣りではないのかなと思います。

日常の喧騒の中、癒しや楽しさを求めて釣りを始めたのに、釣りでイライラしていたら本末転倒です。

自分を見つめなおすいいきっかけになるかもしれません

デメリット

これまではメリットを記載してきましたが、もちろんデメリットもあります。

  • 料金がかかる

筏釣りは渡船をしてもらうのでタダというわけではありません。

大体の目安ですが3000円~5000円(1人)くらいが平均だと思います。

場所と時間を買うようなイメージでしょうか。

毎回筏釣りだと料金がかかってしまいますので、たまにゆっくりしたい時に利用するのもいいかもしれませんね。

  • 天気が悪いと筏に乗れない

風が強い日には波が立ち、危険なため渡船中止になるケースもあります。

通常は釣行前日に船宿(筏屋さん)から中止の連絡、もしくは自分で先方に電話で出航可能か確認の連絡を入れます。

天気のことなのでどうしても予測がしにくいのですが、無理だった場合は近場の〇〇に行く。など第二候補も考えておくといいかと思います。

※釣りにおいて雨ももちろん、「」も非常に注視する必要があります。

風が強い日には釣りを諦めるということも大事です。

これは筏に限らず堤防や船釣りでも同様です。

また釣りにおいての風速問題も別途記事にしたいと思います。

  • きれいなトイレは少ない

筏の場所は水上のためきれいな水洗トイレは通常はありません。

基本はそのまま海に流されます。

場所によっては板で囲われているだけというところもありますので女性の方は特に注意が必要です。

釣れる魚

なんとなく分かったけどいまいち釣れるイメージが湧かないなぁ、、

という方にあくまで参考程度ですが私がよく行く福井県の筏で釣ったことのある魚種を書いてみようと思います。

アジカワハギ、キジハタ、イカ、アナゴ、サゴシ(サワラの幼魚)、アナゴ、コノシロ、ウマヅラハギ、カサゴ、フグ、サンバソウ、エソ、ヒラメ、サバ、スズキ、タコ、キス、レンコダイ、ヒラマサ

パッ思いつくだけで以上の多種多様の魚が釣れます。

青物などの回遊魚から根に潜んでいるカサゴなどの根魚、秋口には表層でイカが漂っていたりします。

グループで来てそれぞれ釣り方が違っても、片やジギング、片やサビキと各々好きな釣りができるのも魅力の一つです。

予約から終了までの流れ

「船とか筏とか予約したことないからハードル高いよ~」

と思われている方も多いかと思います。

正直、1回目は勝手が分からずアタフタする場面も、もしかしたらあるかもしれません。

ただ1回行けば実際「こんなもんか」と感じますので、回数を重ねると常連さんからおいしい情報も聞けるようになるかもしれませんよ

  • 行きたい筏を決める

まずは行く場所を決める必要があります。

そのためにはまず、ネット検索で「行きたい地域」+「筏釣り」+あらかじめ釣りたい魚種が決まっているのであれば+「魚種」と検索してみましょう。

私がよく行く地域の福井県で仮に調べてみましょう。

福井県小浜市+筏釣り+アジ

と調べてみます。

検索をするといろいろな船宿がでてくると思いますが、上位に表示された1~5つ目くらいの中で選んでいただいて問題ないかと思います。

実際に人気であったり、その地域で釣果に狙いたい魚種が載っている筏が多くなっています。

では一番上に表示されている「はとう渡船」さんを開いてみましょう。

トップページに設備等の紹介も記載されており、なかなかよさそうですね。

まず筏のアクセスを確認しましょう。

稀に全く違う県外の筏だったりしますので、ご自身の行ける距離なのかどうかをまず判断してください

次に釣果をみてみましょう

ここで確認するのは

1.狙いの魚種は釣れているのか

2.釣果の更新は頻繁にされているのか

を確認しましょう。

狙う魚種は釣れやすい時期というものがありますので、事前に確認しておくことをオススメします。

釣果の更新をしっかりされている船宿さんは体感として、親切で釣れない場合などは親身になって違う筏に移してくれたり、という方が多い気がします。

あくまで体感の話です(笑)

冬の時期(12月~3月くらい)は高波が立つので筏をその間、筏を撤去されているところもあります。

次に料金を確認してみましょう

大体のホームページは料金など必要な情報は載っています。

大人3800円、中学生は割引されて2000円のようですね。

まあまあ一般的なお値段だと思います。

場所、釣り物、料金がクリアしたら次は実際に予約してみましょう。

  • 電話をかけて予約しよう

行く場所が決まったら次は実際に電話をかけてみましょう。

こういう初めての電話って少し緊張しますよね。

午前中は漁であったり渡船業であったりお仕事中の場合が多いので、お昼以降~夕方あたりがおそらくつながりやすいかと思います。

まず筏の予約をしたいという旨を伝えましょう。

その際に筏を始めて利用する事も伝えてください。

釣行する日にち、集合時間を確認し、狙いの業種の最新の釣果も確認しましょう。

そしてその時に釣れやすい仕掛けも一緒に確認できたらいいですね。

場所によって深さも違いますし、その地域で釣れやすい仕掛けというのは存在します。

その情報をもとに釣具屋さんで適した仕掛けを購入しましょう。

そして、釣行前日の夕方あたりに舟宿に出航可能かの確認の連絡を忘れずにいれましょう。

  • 当日の流れ

さあ、予約も完了し、いよいよ釣り当日です!

当日の集合時間は薄暗い早朝の時間帯が多いです。

初めての場合は勝手が分かりませんので予定より約30分前くらいに着くようにしましょう。

現場に到着するとまず受付をしましょう。

そして駐車場が離れている場合がありますので、乗船場所付近で荷物を降ろしてから駐車場に車を止めるとスムーズです。

受付で予約した名前を伝えると乗船名簿の記入をします。

これは沖堤防に渡る際にも書いたりしますが、名前や緊急連絡先を記入します。

一般的にはこの段階で料金を前払いします。

そして場合によっては釣りを終了する時間も聞かれます。

船でその時間に迎えに来てもらうためです。

受付を済ますした後、乗船場所を確認し、その付近まで荷物を運びましょう。

もしくは初めて利用するので、この後どうすればいいかを受付で確認しましょう。

大体はどの時間に行っても必ずといっていいほどおじいさんなどの先客がいるので、その人のマネをしていればまあ大丈夫です。

出船時間までしばし待ちましょう。

時間がきますと渡船してもらえる船に乗り込みます

乗り込む段階で救命胴衣(ライフジャケット)を必ず着用しましょう。

持っていない方は電話で予約する際にライフジャケットの貸し出しの有無を確認しましょう。

大体どこの船宿も貸し出しはあると思います。

準備が完了次第、出航します。

順次、グループごとに筏に渡っていきます。

この時に特に決まりはないのですが、座っている横の方が筏に渡るときには、荷物を渡してできる限り助けてあげましょう。

筏を降りる際は船を筏に横付けし、船のヘリをまたいで筏におります。

そのため手荷物を持ちながらでは渡りにくいのです。

このような協力が筏に限らず、釣りをやっていく上では非常に大事になってきます。

自分が筏に降りる際には、それが巡って誰かが助けてくれるはずです

  • 釣りをして帰るまで

では筏に渡り実際に釣りをしていきましょう。

この時点でまだ薄暗いことがありますので、手元を照らすライトはあったほうが無難です。

そしてもう一つ、あればかなり快適になるグッズがあります。

それは「イス」です。

いわゆる折り畳みができるアウトドアチェアですね。

最近ではホームセンターでもかなり安く売っていますので、これがあるのとないのとではリラックス度が全然違います。

もしイスがなければクーラーボックスなどの固いところに長時間すわることになりますので、私も帰るころにはお尻が悲惨なことになっているということもありました。

そして釣りも終わり、そろそろ帰る時間が近づきました。

港に帰る方法は2種類あります。

1つは船宿が定期的に巡回してくるのでその時に乗って帰る方法です。

大体1時間ごとや2時間ごとに周ってくるので、受付時に巡回時間を確認しておきましょう。

もう1つは受付に電話をかけて迎えにきてもらう方法です。

ただし船宿によっては緊急時以外は電話での迎えはやっていないところもあるので、基本は巡回時間に合わせて帰る準備をしましょう。

現在いる筏では魚があまり釣れない。

もしくは今は沖のほうの筏で青物を狙っているが、もう少し岸よりの筏でアオリイカを狙いたい。

などの理由で筏を変更することも可能です。

この際も、巡回時に一度船に乗って、他のお客さんを迎えに行く流れで違う筏に下ろしてもらいます。

この場合は事前に受付に電話で筏変更の旨をあらかじめ伝えておくとスムーズです。

※ただし筏替えを行っていないところもありますので、こちらも事前に確認が必要です。

港へ無事帰ってきましたら基本はその場で解散となります。

最終の迎えは日が沈むまでのところが多いかと思いますので、早朝から昼すぎ~夕方が実際の釣行時間となります。

あれば便利な持ち物

筏の利用時にあれば便利なものを記載します。

  • 酔い止め薬

日によっては波でよく揺れる場合がありますので、服用をオススメします。

  • アウトドアチェア

海面までの高さが近いローチェアがいいと思います。

  • パラソルなどの日よけ

夏場には日陰がないため、パラソルなどの日よけを持参した方が安心です。

筏の上に簡易テントを張られる方もいらっしゃいます。

  • 本やミュージックプレイヤー

海上で自然の静かな音しかなく、のんびりとした時間が流れるので自分の世界に没頭ができます。

音量の出しすぎには注意しましょう。

  • 簡易BBQセット

こちらも周りに煙を気にせず楽しめますが節度を持った楽しみをしましょう

また、地面の素材が木材の場合が多いので火に注意するのと、各自ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

筏のススメを記載してきましたがイメージは湧きましたでしょうか?

一人でも大丈夫ですし、ファミリーフィッシングにもオススメです。

最近は若い方も増えてきた気がします。

春や秋の気候が気持ちい季節に行けば、釣れなくても気持ちは大分スッキリするでしょう。

そのために事前確認をしっかりし、楽しく過ごせるようにしっかりと準備をしていきましょう。

それではよいフィッシングライフを

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